予約サイトの運用
トライアンフシェルパ 代表
答えは、予約サイト(楽天トラベル・じゃらん・Booking.com などの、ネットで宿を予約できるサイト)が「売れる状態の部屋」だけを見せているからです。
部屋が売れる状態になるには、次の3つがそろっている必要があります。
どれか1つが欠けると、部屋が空いていても、お客の画面には「空室なし」や「この日程では予約できません」と出ます。私たちが予約サイトの画面を見てきた中でも、満室の日と、料金が入っていない日は、お客から見ると同じ文言になります。見た目では区別できません。
プランや料金には「いつからいつまで売るか」という期間があります。その終わりの日を過ぎた日は、自動では売られません。
切れやすいのは、次のような区切りです。
在庫と料金をまとめて各サイトへ送る道具(サイトコントローラー)を使っている宿では、道具の側の料金の期間と、各予約サイトの側のプランの期間の、両方に終わりの日があります。片方だけ延ばしても、もう片方が切れていれば売れません。
売止めは、その日やその部屋を「売らない」状態にすることです。宿が自分で入れるものです。
休館日、工事、団体の予約、電話で受けた予約で埋まった日など、理由があって止めているなら、それは正しい設定です。困るのは、止めた理由が終わったあとに、解き忘れている場合です。
在庫は開いているのに、その日の料金が1つも入っていない状態です。
ここで気をつけたいのは、売止めを解いても、料金が入っていなければ売れないことです。「止まっているように見える日」は、まず料金が入っているかを、管理画面の日ごとの料金の一覧で確かめます。
人数ごとの料金も見落としやすいところです。たとえば「2名」の料金だけ入っていて「1名」が空いていると、1名で検索したお客には出てきません。子どもの料金を入れていないと、家族での検索から外れることもあります。
直す必要はありません。良い悪いではなく、意図どおりかどうかが大事です。
たとえば、年末年始の料金を決めてから先を開けたい、来年の料金をまだ決めていない、改装の予定がある、といった理由で、わざと短くしている宿もあります。その場合は、いつまで売っているかを宿が分かっていれば十分です。
困るのは「知らないうちに切れていた」ときです。お客が早めに探す時期(年末年始や大型連休の前など)に、気づかないまま売れていない日が続くことがあります。
手順は次の5つです。月に1回、決まった日にやると続けやすくなります。
宿ごとに考え方は違いますが、予約サイトの側の目安はあります。
ただし「出しておく期間」と「細かく見直す期間」は別です。料金を細かく見直すのは近い数か月に絞り、その先は販売期間を切らさないことだけを確かめる、という分け方もあります。
そうとは限りません。販売期間が切れている日や、料金が入っていない日も、お客の画面では同じように見えます。管理画面で、在庫・販売期間・料金の3つを確かめてください。
予約サイトの側のプランにも販売期間があることがあります。また、延ばした先の日に料金が入っているかも確かめてください。
意図しているなら問題ありません。いつまで売っているかを宿が把握していることと、延ばす日を予定に入れておくことをおすすめします。