公式サイトと Google
トライアンフシェルパ 代表
ChatGPT や Perplexity、Google の AI による概要などに「〇〇(宿の名前)はどんな宿?」と聞くと、場所・宿の形・チェックインの時刻・泊まれる人数などを、文章でまとめて答えます。多くの場合、その下や横に、答えの元にしたページの一覧が出ます。
私たちがある宿で試したときは、AI は宿のことを正しく答えました。ところが答えの元の一覧を見ると、並んでいたのは予約サイトや宿の紹介サイトで、公式サイトは入っていませんでした。
AI の答えは、聞くたびに変わります。同じ質問でも、日によって答えも答えの元も違います。1回見た結果は「その日の1回」として受け取るのが安全です。
いちばん多いのは、お客が知りたい事実が、公式サイトに文字で書かれていないことです。
たとえば「駐車場は何台か」「支払いの方法は何か」が公式サイトになく、予約サイトにだけ書いてあれば、AI は予約サイトを読んで答えます。ほかにも、次のようなことが起きます。
Google は、検索の AI による概要や AI モードについて、公式の説明でこう書いています(2026年10月14日に確認)。
ChatGPT や Perplexity など、Google 以外の AI が何を読んでどう選ぶかは、すべてが公開されているわけではありません。ですので私たちは、どの AI が読んでも困らないように、「事実を、正しく、同じ形で、文字で書く」ことから整えるのがよいと考えています。
Google ビジネスプロフィール(Google 検索や Google マップに出る、宿の情報の欄)は、Google が「最新にしておく」ことを勧めている場所です。
なお、Google の検索に公式サイトの料金を出すしくみは、手で料金を入れるやり方が2025年7月30日に終わりました。いまは、予約の受付の道具(予約エンジン)など、Google とつながった会社を通して料金を送ります。
公式サイト・Google ビジネスプロフィール・各予約サイト・SNS で、宿の名前・住所・電話の書き方を同じにすることです。
見るところは、記号の全角と半角(「&」と「&」)、英語の名前とカタカナの名前、古い名前の残り、番地の書き方(「1-2-3」と「1丁目2番3号」)です。同じ宿だと分かりやすくなるように、いちばん正しい書き方を1つ決めて、そろえていきます。
お客が実際に聞くことを、質問の形の見出しにして、最初の1〜2文で答えます。
予約サイトに書いてある答えと同じ内容を、公式サイトにも書きます。言っていることがそろうと、どこを読んでも同じ答えになります。
なお、よくある質問を Google の検索結果に特別な形で出すしくみは、2026年5月7日から出なくなりました(宿のサイトでは、2023年9月に政府や健康の分野の大きなサイトだけに絞られた時点で、すでにほとんど出ていませんでした)。よくある質問は、特別な表示のためではなく、人と AI が読む文章として書くのがよいと考えています。
構造化データは、宿の名前・住所・チェックインの時刻・設備などを、検索の仕組みが読みやすい決まった形で書いたものです。お客の画面には出ません。
入れるなら、宿の基本の情報から始めます。大事なのは、ページに見えている文と中身を合わせることです。Google は AI のための特別な構造化データやファイルは要らないとしています。少なくとも Google の検索のためには、AI 用の特別なファイル(llms.txt など)を先に作る必要はありません。
月に1回、同じ質問を AI に聞いて、結果を書き留めます。
答えは毎回変わるので、1回の結果で決めつけず、続けて見るのが大切です。
Google は、AI 用の新しいファイルは要らないとしています。先に、公式サイトに事実を文字で書くこと、名前と住所をそろえることをおすすめします。
必ず出るとはお約束できません。何を答えの元にするかは、それぞれの AI の側で決まります。整えるのは、AI が公式サイトを選びやすくするための土台です。
まず Google ビジネスプロフィールと、各予約サイトの名前・住所・説明をそろえるところから始められます。